【スタイリスト】ってどんなお仕事?仕事内容や資格の有無、年収までまとめて解説
【スタイリスト】ってどんな仕事?仕事内容や資格の有無年収までまとめて解説💡
アパレル関係の仕事に就きたいと思うとき、
「スタイリスト」という職業に興味を持つ人も
多いのではないでしょうか。
しかし、スタイリストという職業が気になるものの、
具体的にスタイリストがどのようなことを行うのか、
資格は必要なのかなど、詳しく知らない人も多いかと
思います。
そこで、この記事ではスタイリストの
仕事内容や求められる資格や
スタイリストになるための方法について解説します。
・企業向けのスタイリスト
・個人向けのスタイリスト
・全体のコンセプトを把握する
・企画に沿った衣装やアイテムを揃える
・現場へ同行する
・借用した衣装やアイテムを返却する
・大学・短大・専門学校に通う
・スタイリスト事務所やアパレルメーカーに就職する
・フリーのスタイリストにアシスタントとして付く
専門学校で学ぼう
・業界就職率96%
・少人数制で安心して学べる
・有名フリーペーパーの誌面を企画から撮影まで担当
【スタイリストとは?】
スタイリストとは、テレビ番組や映画、雑誌、
広告写真などメディア出演者の衣装や小物などを
用意し、コーディネートする職業です。
まず、メディアの制作者と打ち合わせを行い、製作者の要望や依頼内容に沿って、カメラマン、ヘアメイクと相談しながら必要な衣装や小物などを考えます。
また、使用するアイテムをアパレルブランドなどから
衣装や小物を購入したり、レンタル店から手配したり
することもスタイリストの役目です。
独立して働く人も多いですが、事務所に所属して特定のモデルやタレント専属のスタイリストになる人もいます。
【スタイリストの「仕事の種類」】
スタイリストとしての働き方は、
大きく以下の2種類に分類されます。
・企業向けのスタイリスト
・個人向けのスタイリスト
それぞれどのような違いがあるのか
見ていきましょう。
企業向けのスタイリスト
企業向けのスタイリストは、モデルやタレントなどのスタイリングを行うイメージが強いですが、企業や法人などを専門に扱うスタイリストもいます。
特に営業職では、
見た目は売上に直結する重要なポイントです。
そのため、ファッションについての勉強会が
社内で開催されたり、好感度をアップさせる
服装やネクタイ選びを手伝ったりすることもあります。
個人向けのスタイリスト
個人向けのスタイリストは、
個人から依頼を受けコーディネートしているため、
パーソナルスタイリストとも呼ばれます。
一般の個人客にスタイリングする場合は、
婚活や商談など大切な場面で依頼を受ける
ケースが多いです。
また、スタイリストと聞いて、多くの人がイメージするような、モデルやタレントをスタイリングする場合もこちらに含まれます。
【スタイリストの「仕事内容」】
スタイリストの仕事内容と主な流れは、
以下の通りです。
・全体のコンセプトを把握する
・企画に沿った衣装やアイテムを揃える
・現場へ同行する
・借用した衣装やアイテムを返却する
全体のコンセプトを把握する
仕事の依頼を受けたら、
まず撮影前の打ち合わせに参加し、
コンセプト全体を把握することからスタートします。
企画に沿った衣装やアイテムを揃える
全体のコンセプトの把握ができたら、
ブランドやメーカーから衣装などを借りたり、
購入したりして、準備を進めていきます。
現場へ同行する
撮影当日はスタイリストも現場へ同行して、
届いた衣装やアイテムを確認し、着用の様子もチェックします。
借用した衣装やアイテムを返却する
撮影が終了したら、
借りていた衣装やアイテムを返却します。
映像作品の場合、エンドロールに協力企業やブランドの
記載に漏れがないか確認することも大切です。
【スタイリストの「年収」は?】
スタイリストを志すとき、
「どの程度の年収になるのか」という点は、
気になるところです。
令和3年の調査によると
スタイリストの平均年収は約584万円です。
これは全国的な平均であるため
給与の相場は地域により異なります。
また、勤務先や経験
スキルによっても収入に差が出る傾向があります。
収入に差がある分、
自分のスキルでより多く稼ぐことができる魅力的な職業だと言えるでしょう。
【スタイリストに「資格」は必要?】
スタイリストになるために必要な資格は、
特にありません。
しかし、就職活動をする中で、取得した資格が
自分のアピールポイントとして役立つ場合もあります。
スタイリストの仕事に活かせる資格は、
以下のようなものです。
・色彩検定
・パーソナルカラー検定
・ファッションビジネス能力検定
・ファッション販売能力検定
・コミュニケーション検定
必ずしも取得しなければ就職に繋がらないというわけではないですが、取得しておくことで自信にもなりますし、就活を有利に進めるための武器にもなるでしょう。
【社会人からスタイリストになれる?】
社会人からスタイリストになれる可能性は
ゼロではありません。
社会人からスタイリストになりたい場合は、
プロのスタイリストのアシスタントに付く方法があります。
ただし、すでにスタイリストに近い職種に就いている場合を除き、未経験からスタイリストになることは容易ではありません。
長い下積み期間を覚悟の上、臨みましょう。
【スタイリストに「向いている人」は?】
スタイリストに向いている人は、
以下のような人です。
・ファッションが好きな人
・トレンドをキャッチする力がある人
・柔軟な対応力のある人
・コミュニケーション能力が高い人
・体力や忍耐力がある人
まず「ファッションが好き」が前提として大切です。
好きだからこそ、知識や技術を磨きスキルアップしよう
という気持ちが強くなり、ハードワークにも耐えられます。
そして、スタイリストには、
敏感にトレンドをキャッチする能力が求められますし、
自分のセンスだけでなく、作品の世界観に合わせて柔軟に対応していく力も欠かせません。
また、クライアントやスタッフなど、
たくさんの人と関わることになるため、周囲の人と協力しながら円滑に仕事をこなせるだけのコミュニケーション能力も問われます。
「スタイリスト」というと、
華やかなイメージを持たれがちですが、
実際は体力仕事な側面も。
ハードワークに耐えうるだけの
体力や忍耐力も重要なポイントになるでしょう。
【スタイリストになる方法】
スタイリストは、以下の方法で目指せます。
・大学・短大・専門学校に通う
・スタイリスト事務所やアパレルメーカーに就職する
・フリーのスタイリストにアシスタントとして付く
大学・短大・専門学校に通う
スタイリストになるためには、特に学歴は問われません。
しかし、スタイリストとして活躍している人の多くが、
専門学校など服飾関係の学校を出ています。
学校でスタイリストとして必要な知識や技術を
身につけておくと就職がスムーズです。
また、服飾関係の学校に通う場合、人脈の道を広げることもできるため、いずれフリーランスとして活動したい場合にも有利となるでしょう。
スタイリスト事務所や
アパレルメーカーに就職する
スタイリスト事務所やアパレルメーカーに入社して
スタイリストを目指すこともできます。
ただし、スタイリストの募集が出ること自体少なく、
経験者や服飾学校の卒業者を採用するケースが
ほとんどです。
アパレル店で販売員として働き、実力を認められて
アパレルメーカーに就職するといった道もありますが、
狭き門になることは覚悟しておきましょう。
フリーのスタイリストに
アシスタントとして付く
服飾関係の学校に通ったり、
スタイリスト事務所やアパレルメーカーに就職したりするのではなく、フリーランスのスタイリストに弟子入りして経験を積む人もいます。
この場合も、全くの未経験者をアシスタントとして採用することはほぼありません。
服飾関係の学校を卒業している人や、すでにアパレル関係の仕事をして実績を積んでいる人が有利です。
【在校生インタビュー】
◆ファッションスタイリスト科(村松高校出身)
◆土田 りこさん
ファッションスタイリスト科では、
メイクやヘアセットだけではなくブライダルや
着付けなど幅広い内容を学ぶことができました。
また、少人数制で指導していただけるので
普段経験することのできない
メイクやヘアセットを丁寧に
指導していただくことができました。
今後現場に出た際にNITFで身に付けた
スキルを活かしていきたいと思います。
【スタイリストを目指すなら専門学校で学ぼう】
スタイリストになりたい場合は、必要な知識や技術が学べて、就職のサポートが手厚い専門学校に通うことが夢への近道です。
国際トータルファッション専門学校(NITF)では、
スタイリストに必要な知識や技術を学べるだけでなく、
以下のようなメリットがあります。
・業界就職率96%
・少人数制で安心して学べる
・有名フリーペーパーの誌面を企画から製作・撮影まで担当
業界就職率96%
NITFは、スタイリストに必要な知識や技術を学べる
だけでなく、就職率の高さが魅力です。
業界就職率は98%、
就職率に関しては16年連続で100%を誇ります。
※2022年度実績
NITFが就職に強い理由としては、
・ファッション業界との強いパイプ
・充実したインターンシップ
・万全な就職対策カリキュラム
・学生一人ひとりに寄り添った個別指導
など就職に向けた手厚いサポートを受けられるという
ポイントが挙げられます。
【関連】全国から国際トータルファッション専門学校が選ばれる“10”の理由
少人数制で安心して学べる
ファッション分野では、
繊細な技術を学ぶことが求められるため、
多くの授業が実習形式で行われています。
一般的な専門学校では、
人数が多く個別でフォローしてもらえないケースも
ありますが、NITFは、15人に1人の先生が技術指導を行う少人数制であるため、一人ひとりに指導が行き届き、安心して学べます。
【関連】全国から国際トータルファッション専門学校が選ばれる“10”の理由
有名フリーペーパーの誌面を
企画から制作、撮影まで担当
NITFでは、
全国でも有名なフリーペーパーの誌面を
学生が自ら企画から制作・撮影までを行い、
スタイリストとして必要なスキルを実践的に習得する
機会を設けています。
スタイリストとしての力を習得するためには、
実践を重ねることが大切です。
NITFでは、このほかにも、
・雑誌や広告、
・映画など様々なインターンシップへの参加、
・ドレスや振袖などのプランニングから
モデル選び・ヘアメイク・撮影まで学生が行う
など、実践的な力をつける機会が豊富です
【卒業生に聞いたやりがい・魅力】
国際トータルファッション専門学校卒業生に、
やりがいや魅力を聞いてみました。
実際に専門学校で学んだ後、
現場で働いている先輩だからこそ、
語れることがあります。
スタイリストの仕事に興味がある人は、
ぜひ参考にしてみてください。
やればやるほど成長できる
スタイリストは、
「やればやるほど成長できる」仕事です。
映画や雑誌撮影など数多くの現場仕事が
多いからこそ実践で経験を積むことができます。
そしてそれらの現場経験を経て
よりスキルアップすることができるのです。
作品に携わる喜び
スタイリストのやりがいは、
作品が無事成功することはもちろんですが
それだけではなく、
映画やドラマの最後に出るエンドクレジットに
自分の名前が掲載されるなど自分自身が
作品に携わり成功を収められたという
達成感や喜びを得ることができる仕事です。
常に新しいものに触れスキルアップを目指し、
挑戦し続けたい人にとても向いている仕事です。
【まとめ】
スタイリストは、
テレビ番組や映画、雑誌、広告写真など
メディア出演者の衣装や小物などを用意し、
コーディネートするアパレル業界でも人気の職業です。
華やかな職業というイメージではありますが、
スタイリストとして活躍していくためには、
しっかりと知識・技術を身につけることに加えて、
周囲とコミュニケーションをとりながら円滑に業務を進める力や、ハードワークに耐えうるだけの体力や忍耐力が求められます。
専門学校で必要な知識・技術を学び、実践力を身につけ、スタイリストとしての一歩を踏み出しましょう。
<リンク>